エボシガイ祭りに沸く三里浜砂丘では、ちょっと古びた乾いたエボシガイが付着したモノから、まだ打ち上げられたばかりで、蔓脚をモゾモゾと動かしているような新鮮なモノまで・・・どこを見てもエボシガイばかりでした。
漂着したばかりの電球も、ソケットに入る口金部分には活きのいいエボシガイがびっしりと付着していました。
電球は口金部分を下にして、海面に浮いていたようなので、このように付着するのですね。
エボシガイもそうですが、こうしたフジツボ類は、短期間に付着する場所を選ばなければならないようで、その時期を逃すともうダメみたいなのですよ。
それにしても首をグッと伸ばしたエボシガイ、グロいのですが、美しくもあります。
英語では、gooseneck barnaclesと言いますが、まさにガチョウの首ですね。