3日続けて紹介してきた三里浜砂丘の海豆をクローズアップで見ましょう。
サンプルは全て軽く塩抜きはしてありますが、付着物は元のままですから、漂着時とさほど変わりません。
ジオクレア
Dioclea sp 表面にある火炎状の模様が見えますね。
ハスノミカズラ
Caesalpinia globulorum 付着物も無い美しいタネでした。
ハマナタマメ
Canavalia lineata ゴカイの付着がありました。
秋から冬にかけてのシーズンは、そんなに寒い日では無いので、海豆を探してのんびり歩くのには最適なシーズンです。
真冬にこのテンポで歩いていると、寒くなってしまい歩くスピードを上げずにはいられませんからね。
わたしが、こうした南方系の種子に惹かれるのは、日本海に注ぎ込む対馬暖流の源流域まで夢が広がるからです。
太平洋の黒潮はもちろんですが、閉ざされた日本海へ注ぎ込む対馬暖流の不思議・・・それを探ってみたいですね。