南方から漂着する種子の中で、シロツブ
Caesalpinia bonducとハスノミカズラ
Caesalpinia globulorumはどちらもジャケツイバラの仲間で、種子による判別は難しいと言われています。
わたしの友人「じょり」さんのウェブページ
奄美大島漂着マメの資料室にも識別のポイントが書かれているが、わたしも大凡この方法でいけると思います。
先日、三里浜砂丘でハスノミカズラを拾ったので、わたしなりに違いをあげてみます。
写真の左がハスノミカズラ、右がシロツブです。
・全体的な形は、ハスノミカズラは整った長球形ですが、シロツブは歪な形です。
・ハスノミカズラは振っても音がしませんが、シロツブを振るとコロコロ音がします。(これまでに拾った中で、ハスノミカズラと思われる固体で一つだけ弱く音がするものあり)
・年輪のような表面の模様は、ハスノミカズラでは目立ちませんが、シロツブでは目立ちます。
・表面の色はハスノミカズラより、シロツブの方が濃いようです。(黄褐色っぽい個体もあります)
シロツブ・ハスノミカズラの識別、わたしはこうしたポイントで総合的に判断していますが、どんなもんでしょうか?
ぜひ、みなさんが拾われたヤツ、こうしたポイントで識別してみてください。
また、こんな識別ポイントについて、気づかれたことがありましたら、コメントでぜひお知らせくださいね。楽しみにしています。