春の訪れを知らせる漂着物は海藻類ですが,打ち上げられたあと風の強いこの時期には、季節風によって飛ばされた砂が、その上に堆積し、写真のような凹凸をもった地形を作り出します。
ある意味、海藻がトラップとなって、砂の飛散をくい止めていることにもなります。この上を歩くと、とってもクッションがよく、ふかふかなんですよね。
さて、波打ち際には朝打ち上げられたばかりの「なのりそ」(ホンダワラ類の海藻)が、寄り集まっていましたが、そのなかで一番存在感を持っていたのがココヤシです。
暖かい南の島で、珊瑚の白い砂上に漂着したココヤシも良いものですが、荒れた日本海、そこへ漂着した南方種子のココヤシも,味わい深いですね。
南国がふるさとのココヤシ、どんぶらこと流されてきた寒い水晶浜で何を思っているのでしょうか?
こんな
旅の宿はいかが?