日長崎の干潟から南へと歩いていくと、新舞子に着きます。
現在、新舞子では沖合いにできた埋立て島が海水浴や海遊びの拠点になり、立派な橋もかけられています。
普段は、名鉄常滑線の新舞子で下車し、沖の島へ向かう人が多いのですが、潮干狩りシーズンは逆で、島に車を駐車し、橋を渡って潮干狩りに来る人で混みあっていました。
さて、そんな新舞子の浜辺に円磨された陶片、それも高台部分だけがきれいに残っていました。
ひっくり返したら、そこには天目釉がかけられていました。
月曜日に紹介した日長崎の陶片も、楽焼で天目釉・・・こいつも同様なモノ。
硬い磁器ではこうした円磨はまずおこらないのですが、柔らかい楽焼だからこそできたものなのでしょう。
何故か、知多半島では、ここ知多市だけでなく、ずっと南の美浜町や、南知多町でも、こうした陶片が見つかります。
日長の写真はカプリオで撮影しました。