食見の沖合いには烏辺島(うべじま)があります。
食見や烏辺島のあたりは、チャートなどを含む、古い地層からなり、メランジュと呼ばれる、さまざまな岩が混在しています。こうした地層はプレートに乗って南方からやってきた日本列島のなりたちと深い関連があります。
わたしが最初に烏辺島最初にを見たとき、ジュラシックパークに出てきたあの島を思い浮かべてしまいました。
さて、目を食見の岩場に目を移すと、こんな光景が広がっていました。
大潮だったので、潮の干満の差が少ない日本海でも海面が下がり、こうした火山地帯が見られました。
この火山地帯を作っているのは、おなじみのクロフジツボです。
クロフジツボは4枚の殻板から成り立っていますが、成長するに従って強固に合体(接着)するようで、漂着するときもバラバラにならずに、この火山型を保っていますね。
クロフジツボを拾うと、ついつい火山・・・って思ってしまいます。
花やら壜やら載せました。