モダマや浮き玉といった美味しい寄り物が浜辺にやってくるとき、それを予め察知できるポイントがあります。
今日はそれを紹介しましょう。
美味しい寄り物は、基本的に外洋からやってくる物で、近くの河川などから流出したものではありません。
美味しい寄り物の指標となるのは、エボシガイ類です。
アメリカの西海岸で浮き玉を集め、いくつか本を書かれたエイモス・ウッドさんによれば、浮き玉がやってくる前にカツオノカンムリの到着があり、これが指標になると言われています。
ただ、日本ではこれよりもエボシガイ類がたくさん漂着しているときに、美味しい漂着物に恵まれているように思います。
今日はそんなエボシガイの仲間、カルエボシが蔓脚を蠢かせる動画をご覧ください。
この動画は、ある意味でカルエボシの断末魔の叫び・・・海に還してくれ~!・・・と叫んでいるヤツなんですよね。
動画が見られない方、ごめんなさい。こっちの静止画像をどうぞ。
こんなモゾモゾ動くようなエボシガイがたくさん漂着していたら、きっと何か美味しそうなモノが寄っています。そんなときは見つかるまで、諦めずに歩いてくださいね。
きっと美味しいモノが見つかります。