アカウミガメの孵化を確認したくて、ずっと伊良湖に通っていましたが、コレで一段落つきますね。
何も無い・・・恋路ヶ浜は分かっていますが、それでも「何かイイモノないのか汀線ちゃん!」と浜歩きをしちゃうのがビーチコーマーの性でしょうか。
斜度のもっとも緩やかな浜の汀線には小さくて、浮力のあるものがいくつか打ち上げられていました。
もちろん、ほとんどがゴミなんですよ。
わたしの手で「L」を作った部分をクローズアップしました。
長い半透明な棒状のモノはパック入りジュースのストロー、丸っこく半透明なモノはレジペレことレジンペレット、白や青の異形はプラスチック片です・・・あぁ、ゴミばっかしだぁ~!
このように、何も無いように見える浜辺の汀線ですが、こんな割合でプラスチックゴミに覆われているのですよ。消えて無くならないプラスチックゴミは、わたしたちの生活が便利になる一方で、際限なく増え続け、こうして世界中の浜辺を覆っていくのです。
こうした海ゴミに対して、7月には
海岸漂着物処理推進法ができました。 でも、海ゴミは浜辺の掃除をいくらしても解決しません。 出続けるゴミの元を断たなければ解決しないのです。
そのためにわたしたちができることは、まず「ゴミをむやみに捨てない」ことを自分でするだけでなく、まわりに広げることでしょうね。