ちょっと海が荒れてくると、打ち上げられ、風に舞うのが波の華ですね。
波の華(波の花)は、美しい名前なのできれいなものを連想しがちですが、こいつが淡い色をした着衣などに付着すると、中々落ちません。
ビーチコーマーのわたしたちは、波の華が波に履き寄せられ大きな塊となって、それが風に舞う様子をいつも見ていますが、付着しないように避けています。
ここ水晶浜でも、11月21日に波の華が発生していました。
そして波の華は、仰向けになった二枚貝の貝殻のトラップに隠れて風を避けていました。
波の華は冬の風物詩として知られ、荒波にもまれた海中に浮遊するプランクトンの粘液が泡立ち、こうした波の華になるようです。
こうした成因を持つ波の華、ビーチコーミングをしていてパーカに付着したことがあります。大量に付着したのでちょっと気にしていたのですが、やはり帰りの車内で臭いました。とっても生臭かったのですよ。
打ち寄せられて、足もとを舞い飛ぶのですが、風の強いときにはもっと上まで舞い上がるので気をつけてくださいね。