浜の一部が雪に覆われていた美浜町の坂尻から西の漁港方面に満潮線を歩きました。
汀線のあたりまでは雪が無く、黒っぽい礫が波に洗われていますが、それより上は雪が見られました。
そして港から坂尻を振り返れば、いかにも寒そうな若狭の景色!このあたりはリアス式地形が続き、山が海の近くまでグンと迫っていて近く感じます。
若狭ではそろそろハリセンボンが打ち上げられる季節になってきましたね。
ハリセンボンのまとまった打ち上げが始まると、春が近くなったかな~!って思うのはわたしだけでしょうか?ハリセンボンがやってくると、こんどはホンダワラなんかの流れ藻も徐々に増えてくるのでしょう。
とはいえ、この絵はホント寒そうですね・・・!
こっちにも、もう一人寒そうに震えている子がいました。
南国生まれのココヤシですね。どこか南の国で木の上から落ち、海流を乗り継いで若狭まで流れついてきたんですね。
海流散布するココヤシは浮力が強く、わたしの友人は北海道の北部でもこの実を拾っています。こうしたシステムを持った植物、子孫を絶やさないために膨大な果実を実らせるので、南国から雪国まで届くのでしょうね。
今日の写真、どれも全てモノトーンで墨絵のようになってしまいました・・・余計に寒そうですかねぇ~!
ごちそうさま!