日本海側に漂着する魚で,死滅回遊・・・といえば、有名なのはこのハリセンボンですね。
針千本・・・の名前は、体表を覆っている針のような棘から来ていますね。
以前、ハリセンボンの大量漂着に出会ったとき,一体分の針を数えてみたら400本に足らない数だったので、千本だったら、ハリセンボンが3匹は必要になりますね。
さて、水晶浜に漂着していた写真のハリセンボンは、非常に新鮮な個体でした。
生きてはいませんでしたが、カドミウムイエローの部分も彩やかで美しいものでした。
それにしても、鼻先にこんな鋭い棘があったら、ホント近寄りたくないですよね~!
さて、水晶浜や若狭方面にはハリセンボンの漂着が多く見られるようになってきました。
漂着していたハリセンボンの多くは小さな個体で、体長が5センチほどのものでした。
ですから、とってもかわいくてフォトジェニックなんです!
打ち上げられたばかりのハリセンボンなので、臭くもありませんでしたからね。
大量漂着の時には、白くふやけたような再漂着モノが多くなり、浜辺が生臭くなりますからね。