冬の浜地では、時々イガグリガイを見かけることがあります。
先日も
他人の褌と言うタイトルで、浜地のイガグリガイを紹介したところなのですが、くどめにもう一度(笑)
前回は大きなアラレガイに付着したアンバランスなイガグリガイでしたが、今回はなかなか立派ないつものイガグリガイでした。この個体、殻高が35ミリ、殻径が40ミリのものでした。
そして拾い上げたところ、イガグリガイの殻頂あたりが欠けてしまっていて、中に埋もれているはずの貝が一部だけ露出していました。
もとになる貝に入り込んだヤドカリが成長するにしたがって、成長するイガグリガイですが、今回のもとになる貝は、小さめのヒメヨウラクのようです。(イガグリガイを壊して取り出していませんので、断定はできませんが)
イガグリガイは荒れた後の冬の海で出会える貝なので、殻頂にあるビーズのついたイトマキヒタチオビ同様に、ちょっと嬉しくなるカイですね。