浜地でジオクレアを見つけた後、ゆっくり砂浜を歩きたくて、おとなり石川県の塩屋海岸まであしを伸ばしました。
塩屋海岸は、漂着物は少なめなのですが、離岸堤がほんの少しで、自然海岸が残っているため開放的な感じのする砂浜です。
この浜の砂も浜地や波松の続きで暗色の砂なので、微小貝や貝の破片がこうした美しい帯を作ります。
そんな貝ラインに沿って歩いていたら、さまざまな貝殻に出会いました。
微小貝ではありませんが、カズラガイがこの日は目立ちました。
でも、そのほとんどは中身入りでした。
カズラガイって、中身が出しにくい貝ですよね。見た感じは殻口が大きく抜きやすそうですが、ワタが残ってしまい酷いことに・・・ですから、こんなヒオウギはうれしかったね。
冬の浜で色鮮やかな貝に出会うと、元気が出ます。