先日、若狭の弁天崎近くの礫浜から救出した仏さまですが、真水のお風呂で清めた後、大切に乾燥させていただきました。
長い海や浜での修行を終えてこられた漂着仏さまですから、どこかに安置しないといけないな・・・と、思案しておりましたが、やはりふさわしい場所を作ってあげないと・・・そんなわけで、昨日は雨だったので安置場所を作っていました。
このケースは先日
クロちゃんが紹介してくれたセリアの桐製標本箱。これに塗装を施し(窓のマスキングが面倒でした)、仏像を立てるための仕組みを作り、バックには漂着場所にふさわしい岩場の写真を張り込みました。
こうして埃がかからないように木製のケースに安置させましたが、次に何処に設置するかで悩みました。
最初に考えたのは玄関・・・でもほかにイロイロあるし・・・部屋の本棚の一角も悩みました。
石井先生の著作、漂着物事典の隣にある特等席も良かったのですが、ほんの出し入れをする際に落下しては申し訳ないのでざんねんながら却下。
そしてでた結論がここでした。漂着物のあるガラスケースの上にある壁面・・・石井先生の版画とともにわたしの部屋を見守ってくれる位置なのです。
ここで修行の疲れを癒してくださいね~(笑)