時季にも寄りますが、同じ砂浜でも貝ラインのできやすい浜と、そうでない浜とがありますね。
福井県美浜町の坂尻海岸は、こうした貝ラインができやすい浜だと思います。
地形としては磯に囲まれた大き目のポケットビーチで、湾の奥に位置していることから微小貝が溜まりやすく、運が良いと、貝ラインに出会えることがあります。
こうした貝ラインは何本もあり、それが断続的に続きますので目が離せません。
写真の貝ラインは、2~3センチほどの貝を中心としたラインにできたものです。
この中には、マクラガイ、カニモリガイ、ツメタガイ、コオロギなどが多く入っています。
もちろん、そんな大き目の貝ばかりではありません。
砂の凹み、それに細かな流木や海藻などを除けると、その下にはもう少し小さめの打ち上げ貝が隠れています。
ムギガイ、マツムシなどに混じって、この浜に多いのはヘソアキゴウナなのです。
貝は難しいもので、最初の頃、ヘソアキゴウナを、ずっとクチキレガイとばかり思い込んでいました。
ちょっと見た感じは似ていますからね・・・(笑)(笑)
ラベンダー