5月15日に若狭で見つけたモダマ、これは既に紹介してありますが、これは拾ったのではなく、発掘モノでした。
その顛末を紹介しましょう。
美浜町の坂尻から、天王山麓にある坂尻漁港まで歩き、その先の磯で遊んだ帰り道、ちょっと違うルートで戻りました。
行きに歩いたのは汀線あたりでしたが、帰りはずっと陸よりのゴミ溜りライン?あたりでした。
踏み固められたゴミ溜りラインに怪しいものが埋もれており、それを靴先で蹴飛ばしたら、コロンとモダマが転がり出てきました。
怪しいなとは思いましたが、まさかホンモノのモダマが出てくるとは!
拾い上げてみれば、4割程度が露出し、残りの6割は埋もれていました。
これって、まさに化石採集と同じですねぇ。
浜辺に注ぎ込む小川で、付着した泥や汚れをキレイに洗い流したら、表面がややエージングして、クラックやかすれ模様の出た可愛いモダマになっちゃいました。
5月中ごろの日本海側、若狭でこうしてモダマが拾えるなんて思ってもみなかっただけに、喜びもひとしおでした。
そんなわけで、久々のモダマ目写真!
笑ってください。
こうして、季節外れのモダマに出会えるということは、昨シーズンは若狭地方に、いかに多くのモダマや海豆類がやってきたのかを物語っていますね。
これからは海水浴シーズンで、こうした発掘は難しいのでしょうが、どこかのポケットビーチで、まだモダマや海豆類が眠っているかもしれませんね。