新鮮なルリガイが漂着していましたが、浮嚢がつき中身が入ったものばかりだったわけではありません。
満潮汀線から少し離れた砂の上に出来た凹みには中身が抜けて空っぽになったルリガイが風に舞って転がっていました。汀線を離れて、何だか寂しそうな雰囲気ですね。
中身の入っていない貝殻だけのルリガイはうれしい物です。中身の入った連中は臭くて敵いません。持ち帰る途中も臭いし、処理中も・・・ですから、こんなのをみつけたらニコニコです。
何故、こうした中見抜けができるのでしょうか?汀線を探っていたら千切れた浮嚢だけの漂着も見つかりました。海岸近くまで漂流してきたルリガイが波に揉まれて浮嚢や中身が外れ、そのまま漂着したのでしょう。そして打ち上げられて乾いたルリガイは軽いので、風に運ばれ凹地へ移動していったのでしょうね。
初秋の山