京都の東山高校で長く教鞭をとられた安松先生は、丹後半島の琴引浜をフィールドに、長く漂着物調査を続けてこられました。そして琴引浜との付き合いが長じて、古民家をリフォームされ、2006年には「琴引浜ネーチャークラブハウス」を作られました。
こちらは2010年の漂着物学会福岡大会でポスター発表をされた安松先生です。
そんな安松先生ご夫妻が、このたび琴引浜ガイドを上梓されました。琴引浜ガイドはA5版77p、フルカラーのガイドブックです。京都府の丹後半島にある、琴引浜周辺の地質や地形の案内に始まり、四季の海浜植物、そしてさまざまな漂着物が取り上げられています。漂着物に関しては、30p以上にわたって取り上げられており、特に医療廃棄物や、海漂器について詳しく述べられています。
琴引浜のある京都府から、鳥取にかけての山陰海岸一帯は、昨年秋に、山陰ジオパークにも認定されましたね。
琴引浜ガイドを読んでいましたら、なんだか無性に丹後半島に行きたくなってきました!
この琴引浜ガイドのサンプルページや入手方法については、
安松先生のホームページをご覧ください。