2006年7月12日、大荒れの韓国の釜山沖を航行中の貨物船から、コンテナが海に落下しました。そのコンテナの中には、エプソン社が中国で製造したインクカートリッジが詰まれており、同年夏には南風に乗って韓国へ大量漂着しました。
その年の暮れには、日本海に流入し漂流を続けていたカートリッジを福井で発見し、日本にも大量漂着が始まりました。それからしばらくはカートリッジの漂着が続き,ほとんど途絶えたかのように思えましたが、このごろまたキレイなカートリッジの漂着が見られます。
城ヶ崎に漂着していたのは、シアンのカートリッジ。それも袋に入ったままで、そんなに漂流期間は長くないような雰囲気です。海底のコンテナからは、まだまだ流出が続いているようですね。