3月18日に行われたビーチコーミング指導者講座では、あまりお天気が良くありませんでしたが、午後の実習では参加者の皆さんは浜地の海岸に散らばり、思い思いに気になるモノを探してみえました。講座では、高潮線と低潮線とによる漂着物の違いをお話しましたが、みなさんそれを気にして歩かれていたようで、嬉しく思いました。
拾い上げたメノウなどは、参加者のみなさんにプレゼントしちゃいましたが、この日オレが一つだけポッケに忍び込ませたのがコレ!いい加減な作りのプラ製・恐竜フィギアです。
写真では分かりにくいのですが、この恐竜は頭にトサカを持っています。そのトサカが頭部に二枚並列にありますので、ディロフォサウルスでしょうね。特徴的なトサカのおかげで、このいいかげんな玩具は識別できましたが、コレが無ければただの怪獣だったでしょう・・・(笑)。
さて、このトサカはどんな役目があるのでしょうか?化石にも残る骨板があるわけなのでディスプレイのためだけでは無さそうです。仲良くさせてもらっている中国の薫さんによれば、捕食する際に獲物の内臓を食うときに、このトサカがあると、獲物の腹から頭部を突っ込んだ時に少し隙間ができ呼吸しながら内臓を喰えるのでは・・・とのことでした。みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
大人の玩具