東海地方は、昨日梅雨入りしました。写真のような青空と海、こんどはいつ見られるでしょうね?
なのりそとも呼ばれるホンダワラ類は、ヒバマタ目ホンダワラ科の総称で、アカマタ、マメタワラ、フシスジモクなどがあります。ホンダワラ類の多くは、気泡を持っていて、これが外れてよく漂着しています。打ち上げられて間もないものは、潰すとパチンと音をしてはじけます。
この気泡と呼ばれる浮き袋は、魚網で言えば、ウキの役目になります。海中で魚網を建てるのがウキの役目ですが、気泡はホンダワラ類を直立させ、光を効果的に吸収できるようにしており、植物の中では下等といわれる藻類ですが、立派な繁殖戦略をもっていますね。