8月はじめにあった
宮崎県でのビーチコーミング講座については、先日紹介しました。
その時に下見をかねて宮崎県南部の宮崎市~日南市~串間市にかけてのいくつかの浜を歩く機会を得ましたので、南国宮崎の漂着物を紹介します。
宮崎空港から南下した宮崎市の青島から日南市油津(あぶらつ)までは新第三紀の鵜戸(うど)山地が海に迫り,砂岩と泥岩の互層が海波の浸食によって海食台を形成しています。層理面が海側へ傾斜し、砂岩と泥岩とでは固さが違うために、差別浸食が起こり、ケスタ地形を作り鬼の洗濯板と呼ばれています。
柔らかい泥岩が削られ、砂岩が残って、洗濯板状の地形ができ、そんな海底には巻貝がイッパイいるようで、打ち上げ貝の種類は豊富でした。
洗濯板の手前にある白いラインはタカラガイやサンゴ類が豊富な打ち上げ貝ラインです。南国の強い太陽に晒された貝がびっしりラインを埋めていました。
さて8月はビーチコーミングの講師、富山・福井での恐竜発掘があるため、アップが途絶えたり、コメントのお返事が大幅に遅れたり、見過ごしたりすることがあると思いますが、平にご容赦を。