昨日、今季の渥美半島表浜では青い貝の出がいまいちと言うことを紹介しました。去年のこの時季と比べても、かなり渋いのですが、こればっかりは仕方がありません。
でも、茶色の貝が、かなりの数来ています。茶色の貝とは、もちろんヒルガオガイ!
この情報は田原市在住の漂着物学会の友人Wさんに教えてもらいました。8月18日に田原市で漂着を確認され、オレも探してみたのです。ただ、漂着したのはそれ以前のようで、オレが見つけたときには多くの個体で上の写真のように茶色の殻皮が剥がれたり、殻口が割れていたりと、損傷しているものがほとんどでした。
ルリガイのように大量漂着が知られていないヒルガオガイはどの図鑑を見ても「稀産」とあり、その生態は詳しく分かっていません。
オレの経験の中でも、ヒルガオガイの漂着は単独か、多くても一日に4個でした。ですから、今回の漂着はかなり特異なものと言えそうです。
皆さんの行かれる浜辺、ヒルガオガイは来てませんでしょうか?