漂着物のシーズンに入った日本海側の福井!今の旬は何かと聞かれたら、もちろんこれです、クルミです。何しろ今がくるみ拾いには最適のシーズンなんですから。
このクルミは栽培モノではなく、野生のオニグルミです。山辺の道の駅などでは小さな袋に入れられて2~300円ほどで売られているクルミです。
野山で実ったクルミ、夏の終わりから秋の初めにかけ熟して落下します。落下したクルミは転がり落ちて沢へ、沢から川へ、川を下るうちに果肉が外れ、海に注ぎ込む頃には、ずいぶんキレイになっています。そしてrんがん流で近くの岸に運ばれ、漂着と再漂流を繰り返すうちに表面は磨かれて、写真の状態になっています。
なぜ、今が旬なのか・・・それはまだクルミの多くは河口に近い浜にイッパイ打ちあがっているからです。多い場所では漂着帯沿いに1mにつき3~5個の割合で見つかることも!こんな場所ではすぐに袋がイッパイになっちゃいます。でも時間が経てば、大波にさらわれ再漂流を繰り返しあたりの浜辺に均一に散っていきます。いつでも拾えるクルミですが、収穫は今がチャンスですよ!