若狭の浜で、かなり大きめな宝貝の幼貝を拾いました。殻高が軽く5cmオーバーの大物です。
この幼貝、太平洋側の渥美半島では稀に見ていますが、パターンの並びなどからハチジョウダカラとおもわれます。 タカラガイブックによれば、分布域は三浦半島以南、小笠原群島・・・とあります。渥美でも見かけるのは幼貝ばかりで、成貝はみたことがありません。若狭に打ち上げられたハチジョウダカラの幼貝も、ベリジャー幼生のときに海流に乗って北上しやってきたものの、ここまでしか成長できなかったのでしょう。
そう、この貝が打ち上げられたのは、敦賀半島の先っぽに近い敦賀市白木。バックにもんじゅが見えますが、このあたり、時折変わった貝が見つかる場所でもあります。
明日のビーチコーミング講座、この浜で行う可能性もあります。別の浜で講座を行っても、近い浜なので後から訪れることは可能ですよ。