若狭の礫浜で見つけたコレ、最初はどこかの現場で使われていた部材?かと思っていました。でも、ひっくり返してみたら、何やら引っ掛けるのに良さそうなフック類があったんですよ。
縦に通した二本の角材、上のほうにはフックがありますし、下のほうには同じ高さに刻みがあります。ここに肩掛けのベルトなりを結わえたら、背負子(しょいこ)になりますね。写真にある側は、荷物を載せる側でしょうね。
日本の背負子(しょいこ)は腰にあたる部分にロープを巻いてクッションにしていますが、きっとコレもそんな仕組みがあったのでしょう。アメリカで古くから伝わるトラッパーネルソンはじめ、道具の基本的な形って、網針もそうですが、万国共通の気がします。