みなさん、浜辺で小さな白っぽい軽石(パミス)を手に取ったことはありますよね。昔は足の裏の角質なんかを擦るのに使ったアレです。そんな軽石に混じって、黒っぽいヤツを見たコトがありませんか?
それがスコリアです。こんな感じで、中の気泡が軽石よりも大きめですね。
こうしたスコリアと呼ばれる浮岩のでき方は、軽石とほぼ同じですが、マグマの性質から、粘度の低い玄武岩質からなった浮岩をスコリアと呼びます。あと、スコリアは軽石に比べ、中の気泡同士がくっついていることも特色の一つにあげられますね。浜辺でこんなのを見かけたら、海底での火山活動に思いをはせてみてはいかが?