渥美半島の表浜では、砂浜のあちこちに親指ほどの穴がいくつもあいています。そしてその周りに。小さな砂団子が見られたら、その穴は、スナガニの穴です。
スナガニ、人がいないと穴から出てウロウロしていますが、人影を見るとサッと穴に入ってしまい、なかなか見られません。そんなわけで、スナガニのクローズアップを撮るのは、ゲーム感覚で楽しめます。
もう一つ、スナガニは砂浜の色とほぼ同じ感じの保護色をしています。ですから、穴に入って無くてもなかなか見つけるのは難しく、英語圏ではゴースト・クラブ(幽霊蟹)とも言われています。
散り牡丹