今年は渥美半島表浜で、ハシボソミズナギドリなどの新鮮な漂着をオレは見ることができませんでした。それでも、ハシボソミズナギドリの他に、ハイイロミズナギドリ、オオミズナギドリの痛んだ死体はいくつか見ることができました。
そんな死体ですが、浜の生物たちによって食われたり、分解されたりして、羽毛も落ち、そろそろホネホネ状態になってきました。
この方形骨の目立つ頭骨はハシボソミズナギドリでしょうか?
ふと、沖合いに目を移せば、ミズナギドリの小群が飛び交っておりました。
こうした光景を目にすると、海岸は陸と海がせめぎあう境界線、そして生と死とが重なり合う異界という思いを強く持ちますね。