渥美半島のある田原市では、ヤシの実投流事業が行われています。2015年には6月19日、沖縄県石垣島の北西沖約30キロ海上で行われ106個のココヤシが投流されました。早い年ではもうお盆前に漂着が確認される年もありますが、今年はまだのようです。
投げ入れられたココヤシはまだ伊良湖岬の恋路ヶ浜に漂着したことはありません。けれども柳田國男も見たように、数多くのココヤシが漂着しています。この日も、とぼけた顔に見えるココヤシが漂着していました。ココヤシの名前の由来は、ココが猿の意味で、三つある発芽孔を猿の顔に見立てたものです。
この顔、優しい感じで、お気に入りです。(笑)