韓国では、アナゴ漁が盛んなようで、アナゴ漁関連の漁具が多く日本海側には漂着します。このアナゴ漁には、「ウケ」と呼ばれる漁具が使われますが、最も多く漂着するのは、ウケの返しと、受けの中に入れる餌籠です。
ウケ本体は、そんなに漂着しないのですが、今回フルセットで漂着していました。
これがウケの全体像で、右下の入り口には返しがあり、これは取り外せるのですが、今回は珍しくくっついていました。そんなわけで、ウケを振ってやればカラカラ音がします。はい、ちゃんと中には赤い円筒形の餌籠も入っていました。
ウケ自体はそんなに多くないのですが、返しと餌籠は驚くほどの量が毎年漂着します。また今年もいっぱいやってくるのでしょうが、どうしてあんなに捨てちゃうのか・・・不思議です。漂着する返しや餌籠、壊れてないのが半分以上なもんですから。