早いもので2月も上旬が終わろうとしています。およそ一ヶ月前はアオイガイの大量漂着で忙しかったのですが、それも終息し、今ではのんびり浜歩きができますね。そんな浜に多く打ち上げられるのは、ホンダワラの仲間「なのりそ」たち。
海藻は識別が難しく、よう分からんので、この仲間一くくりに「なのりそ」って呼べるのがうれしい!(笑)
この日、干潮の時間に磯を歩いたら、潮の引いた岩場には、「なのりそ」が繁茂して盛り上がっていました。そういえばホンダワラの属名は
Sargassum、バーミューダ・トライアングルで魔の海域と呼ばれるサルガッソ海の由来にもなった海藻ですね。こうした大量に繁茂したり,流れ藻に身動き取れなくなり、遭難した船があったことを思い出しますね。
まだまだ冬ですが、空中には杉花粉が飛びはじめ、(ハクション) 海の中では徐々に春の息吹が感じられる季節になってきました。