日本海側の各地を歩いてよく見つかる漁具は黒くて円錐型をしたアナゴのウケの蓋部分です。そして、蓋の次に多いものは
ウケの中に入れた餌籠です。この中に小魚の切り身や、ワタを入れておけば、そのにおいが外まで広がって。アナゴをおびき寄せるようです。
その餌籠がかなり完全な形で漂着していました。
赤い餌籠には、自転車のチューブなどをリサイクルしたと思われる黒いゴムをかけ、その上にS字型をしたフックを両側に付け(写真では片側しか見えていません)、アナゴのウケ内に固定します。このS字型をしたフック単体で漂着している事もありますので、この形を見たら、思い出してくださいね。
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