アブラギリの仲間、白いキレイな花が咲くというので、それを目当てに若狭まで行ってきました。昨年、アブラギリやシナアブラギリの実がたくさん落ちていた若狭町の世久見~食見あたりでは、工事が終わって行きやすくなっていました。
この時季の若狭湾は波も穏やかで湖面のような広がりに、烏辺島がぽっかり浮かんでいました。そして近景はアブラギリです。今年は気温が高めだったせいか、すでに開花が終わり、小さな実をつけていたのもありました。またシナアブラギリはとっくに花が終わり、ピンポン玉ほどの果実が育っていました。遅かったか(笑)
若狭町では急峻な斜面にアブラギリがあるので、道路わきには落下した花がイッパイありました。
雌花は花弁がバラバラになって落花しますが、雄花は花弁が付いたまま落下します。樹上にある時に時間の経過で、花色は黄色→紅色に変化します。ですから、落下したものは紅色っぽいものが、ほとんどですね。
今年も秋になれば、落下したアブラギリの実が若狭の浜を埋め尽くすことでしょう。そして少しずつ潮に乗り北上していくのかな・・・?
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