港の奥・・・のんびり歩いていたら、残念なものを見つけました。それは大きなガラスの破片!それもかなり分厚いのです。
割れてから、そんなに時間の経っていないガラスの破片が、礫浜にいくつかありました。ヘソは見つかりませんでしたが、間違いなくガラスの浮き玉の破片です。
最も分厚い部分でおよそ15ミリ、そして表面のアールから想定すれば、尺二~尺五あたりのガラス玉でしょう。この色味からは国産の大玉だったと想像できます。きっとこの冬から春にかけての漂着時に岩に当たって割れてしまったのでしょう。
とっても残念なことですが、そのサイズの浮き玉ともなれば、さすがに置き場所に困り、悩むところですね。
さて、マイクロプラスチックが騒がれ、劣化していくプラスチック製の漁具の破片も多い今、割れればそのうち磨耗してビーチグラスとなり、自然に還っていくガラス玉はステキだと思いませんか?
そんなガラス玉を今でも作り続けているのは、小樽にある
浅原硝子製造所です。もし小樽に行かれる機会があれば、ぜひ訪ねられてはいかがでしょうか?浮き玉の吹き体験や、様々なメニューがありますよ。
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