蛸の付く名前って、イロイロあります。 タコヤキ、蛸飯、蛸壷、タコ部屋、蛸入道、タコ足配線・・・これらは小学生向きの事典には載っていないものばかり。
そしてタコノマクラも小学生向きの事典には載っていません。この名、「蛸の枕」ですが、そう古いものではなく、明治時代ころから使われたものだとか。
タコノマクラ、他のブンブク類よりも殻が厚めなので丈夫かと思えば、そうでもありません。
このように割れちゃって漂着することもあります。もちろんキレイなものが漂着することもあります。
新鮮なタコノマクラはこのように緑色っぽいものです。そして短く細かな棘が表面を覆っています。
けれどもこれが中々の曲者なんですよ。タコノマクラ、こんな緑色をした固体は臭い。ホント生臭い腐敗臭がします。そんなわけで漂白するのですが、気をつけていないと、バラバラ事件になっちゃいます。
オレも失敗しましたから。ちょっとの油断がふりかけを作ってしまいますからね。(笑)
こんな小さな個体は、ご用心あれ。(笑)
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