天草三日目、朝6時半ごろ目が覚めて外を眺めれば、まだ暗い。東の空が明けてくるのかと思いきや、西からの雪雲ですぐに暗くなってしまいました。
やっぱ寒くて雪のちらつく日でした。午前はビーチコーミングの座学なのでよかったのですが、午後は野外の実習!昼食の時間、弁当を喰いながらもお天気が気になる、気になる。昼食後、武田さんオススメの茂串海岸へゴー!!お日様も顔を出したり、隠したり・・・それでも、海岸に到着したら、人工物の無い自然海岸にテンションアップです。
茂串海岸は西北西が海に面しており、新生代第三紀の初めのころに海中で泥が堆積した地層からなる岩礁があります。ただ泥の固まった泥岩~頁岩と言う性質上、浸食には弱く、海に向かって緩やかな傾斜を持つ海蝕台を作っていました。海岸を訪れた午後は潮も引き、岩の表面には牛深名産のアオサが出ており、アオサ掻きの地元の方も見られ、堤防や離岸堤の無いこの浜に魅了されちゃいました。きっと秋の学会のビーチコーミング、ここになる可能性が高いと思いますよ。
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