御所浦資料館の方やジオガイドさんらの詳しい方々に案内されて、前島を一周することになりました。ちょうど干潮時だったので難無く歩くことができましたが、干満のチェックは必要でしょう。
前島の観察地では岩盤にあるイノセラムス(中生代の巨大な二枚貝)を見せてもらいましたが、転石の中にもこんな部分化石を見ることができました。
前島を時計回りに半分ほど進むと、磯の岩が急に堆積岩から花崗閃緑岩になりました。この島は東半分が崗閃緑岩なのです。そのためにポケットビーチには明るい砂が現れました。そして一番驚いたのは石灰藻の砂でした。砂浜の満潮線あたりに寄っているのを見つけましたが、目を奥にやれば15cmほど堆積していたのにはビックリ!これはフィルムケースに一つ頂き、わが家の砂コレクションの一つになりました。
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