敦賀から5kmほど北にある松ヶ崎は、敦賀湾に突き出した崎で、特にこのあたりは約2億年前~1億6100万年前に海溝で作られた付加体と呼ばれる地層からなっています。このあたりは硬いチャートがあり、そのために海の侵食を受け難くて岩体が残り、崎となったものでしょう。
松ヶ崎と言う地名は、この崎の岩体に立派な松があったことから名づけられたものでしょう。残念ながら岩の上にあった松は立ち枯れてしまいました。今では、右側にある岩から低く横に伸びた枝振りの素敵な松が一本あり、これが何とか松ヶ崎の名前を保っていますね。
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