松ヶ崎の大きな岩体には枯れてしまった松の木が残っています。緑の葉は落ち、後は腐って倒れるのを待つのみ。残念なことです。そんな岩場に上ってみたら、こんなものがありましたよ。
岩の上にあったのは、ハリセンボンのミイラでした。今季福井ではハリセンボンの漂着が僅かでした。そんな稀少だったハリセンボン、こんな岩の上に漂着するはずがありません。きっと近くに打ち上げられたハリセンボンを、鳥が咥えて食事場として使っていた松の木まで持ってきて、結局喰えずに落としたものでしょう。このように、海の近くの意外な場所でハリセンボンが見つかることがあり、それはきっと鳥の仕業でしょうね。
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