この時期になると、どうしても見たい花があります。それはカワラヨモギに寄生するハマウツボなんです。
これはまだ砂地から顔を出したばかりのもので、GW後半に撮ったものです。 ハマウツボは、渥美半島の先っぽにある砂浜海岸のカワラヨモギが繁茂しているあたりで見つかります。
この淡い紫色のハマウツボが咲き出すと春も終わり、初夏になってきています。ハマウツボが渥美半島の先端部にあることは文献などで知りましたが、詳しい場所は書いてありません。ハマウツボを探すのは、春先が一番です。まだ緑が少ないころに、カワラヨモギがチョロっと生えてるあたりで、前年に咲いたハマウツボの刈れた茎を見つけるのです。これが見つかれば、その年のこの時季にはたぶん見られるはず。(笑)
残念ながら、今季も知っている二箇所の自生地のうち、一箇所でしか花を見ることができませんでした。
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