越前海岸に漂着する、クルミには、三つのタイプがあります。
左から、ヒメグルミ、マンシュウグルミ、オニグルミです。
ヒメグルミは、ハート形をしていて、表面が滑らかです。また拾える数は、とても少ないものです。
マンシュウグルミは、大きく、彫りも深く、日本のクルミとは、外観が違います。でも、味はほとんど一緒です。けっこう多くの数が漂着します。真冬の漂着に限れば、オニグルミよりも、多いかもしれません。
オニグルミは、2004年秋に、大量に漂着しました。台風や、大雨の影響で流されてきたものが多いのでしょう。
前に、山で拾ったクルミの果皮を腐らせて、キレイにしたことがあります。その果皮に触れると、手がオレンジ色に染まり、苦労しました。それに比べ、海で拾うクルミは、きれいに果皮を、取り除いてあるだけでなく、砂で磨かれて、美しい!!
もう、山でクルミは拾えません。海で拾うものです。