冬の日本海側のビーチコーミングで、気をつけなきゃいけないのが、タールピッチですね。夏場と違い、粘度は低くなりますが、それでも飛砂に覆われたら、分からずに踏んでしまいます。ビーチコーミングで黒い長靴を使っているのは、それが目立たないからと言うのも、理由の一つ。
そんなタールピッチをものともしないのが、エボシガイですね。直径15cmほどのタールピッチにエボシガイがイッパイ付着していました。きっとキプリス幼生のとき、付着するものを見つけるまでは何も食べず、必死でさがしていて、「ま、これでいっか~!」と付着した相手がタールピッチだったのでしょうね。
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