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Beachcomber's Logbookは、越前海岸、渥美半島を中心とした、中部地方の浜辺を歩いた、Shigeの漂着物や浜辺に関するビーチコーミングのメモです。
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ビーチコーミングの達人とか、浜の怪人と言われる私でも、失敗はある。 今日は失敗が続いた。 ブンブク教授の後を追って行った若狭、教授の痕跡はすぐに見つかった。1週間前なら、美味しく頂けたはずのパイナップルすぐに発見! ローアングルでひざまずいて撮影後、膝が汚れていることに気づいた。重油のオイルボールを膝でつぶしていたの だった。 イルカの頭骨もすぐに見つかった。 大きさなどから判断すれば、カマイルカの小ぶりなものだろうが、定かではない。 写真は上から見下ろした頭蓋骨、嘴部と頭蓋骨右側は欠けていた。 イルカは半分ミイラ化しており、皮が全く離れない!こんな日に限ってポケットナイフを忘れる始末・・・。肩甲骨や椎体の一部分もあったが、教授に見せてもらった写真よりも不完全な状態。 頭骨をスケッチしていたら、家族連れが近づいてきた。「これって何の骨ですか?」「犬の骨?」と子供の声、イルカの骨と説明したところ、納得してくれた様子。お母さんは「こんな近くにイルカがいるなんて感動です!」・・・こんなふうに思ってくれるとうれしいね。 あたりで釣りをしていた人たちに聞いてみたところ、2週間前にもあったとのこと、でも骨はずいぶん減っているので、犬が囓ったんじゃないかと話してくれた。 ただ、犬がこんなに臭いモノ囓るのかな? あと、ここでは大きなコウイカの甲を発見!! わたしのスニーカーの外寸は28センチある。それよりも大きかったので、30センチはあった。 ここでも大きな失敗!!袋に入れ、鞄に放り込めばよかったものを、面倒がって「後で拾えばいいや」としてしまった。 ところが、帰り道で探してみたが、甲の場所が思い出せない!! この大きさなら、カミナリイカだろうが、これまで拾った甲の中でも最大級を逃してしまった。 手痛い失敗はさておき、昼食はお気に入り、淡水のうなぎ。そして食見海岸にある海浜センターへ!! 受付の女性に、ここの職員で漂着物学会員でもある「たくみ」さんの所在を聞いたが、お休みだった。それでは・・・とあっさり引き下がったのだが・・・実は受付で対応してくれた女性が、コメントをいただいているhirokoさんと家に帰ってから判明! あ〜!!残念!! 漂着物も、人も、一期一会とつくづく実感!! 失敗続きの一日でした。
by beachcomberjp
| 2006-06-10 20:45
| 若狭
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Comments(19)
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zaimokuza77
at 2006-06-10 21:19
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私も今朝は無くてはならない老眼鏡を忘れて仕方なく一回家に戻りました。
それにしても「後で拾えば」は本当にダメですね。場所が分からなくなるのもありますが、競争の激しい鎌倉では「後で」をやると、帰りにはなくなっているかも?
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hiroko
at 2006-06-10 21:31
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やっぱり判ってもらってなかったんですね。(・・・っていうか、当然ですよね)
実は、小さい声で「hirokoです・・・」と言ったつもりだったのですが、ブログでしかお目にかかったことのない、その張本人が目の前にいて、かなり動揺していて、何を言ってるのか??だったのでしょう・・・。 ほんとうに一期一会ですね。 あの後、もっとちゃんと言えばよかったな・・・とか思い悩み(?)ましたよ(笑) この、でっかいコウイカの背、最近よく見かけます。骨だけじゃなくって、身がついていたらどんなにいいだろう・・・と悔しまぎれに、キックすると靴に砂が入って、重油がついてしまいます。
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at 2006-06-10 21:36
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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beachcomberjp at 2006-06-10 21:42
zaimokuza77さん、
老眼鏡忘れると、困ることありますよね。わたしは微少貝を肉眼で選ぶことはしないので大丈夫ですが、サングラスと老眼鏡は、いつも車に入れてありますよ。
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beachcomberjp at 2006-06-10 21:47
hirokoさん、
ごめんなさい。近くにみえた男性職員に何か言ってみえたのは分かったのですが、内容まで聞き取れませんでした。 実は、今日プカプカ忘れていて、せめてそれをお渡しできたら、話の糸口になったでしょうに・・・。 また、行きますね。 コウイカの甲、大きめのがたくさんありました。でもほとんど25センチレベル、30センチモノを逃したのは残念でした。
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mimi_daikon
at 2006-06-10 21:53
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「後で拾えばいいや」が許されるのは、普段波がなくて、競争もなくて、浜が狭い・・・と、3拍子揃った私のいつもの浜だけかも知れませんね。陶片なんて私が拾わないと、いつまでも同じ顔ぶれが続きますもの。
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ripplering77 at 2006-06-10 22:12
Shigeさん、こんばんは!
「ブンブク教授の足跡を探して・・・」の旅、 ブンブク教授のたたりがあったんですかねぇ。なんまいだなんまいだ。 そんなに時間は経っていないのに、あんなにきれいだったパイナップルもカマイルカの頭骨も朽ちてしまっていますね。波しぶきや風にさらされているから当然ですかね。 ところで、Beachicomber's Logbookマニアのわたしの目は、Shigeさんの足もとに釘付けです。今まで履いていたブーツと違う!春夏用でしょうか??Shigeさんおしゃれでかっこいいー!
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beachcomberjp at 2006-06-10 22:28
mimi_daikonさん、
競争の激しい浜は大変ですね。そんな浜ならライター無かったでしょう。わたしのフィールドでは、ビーチコーマーに出会うことはまずありません。誰かに拾われることは少ないのですが、わたしの頭の中にある消しゴムがでっかくなってきて困っています。
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beachcomberjp at 2006-06-10 22:34
ちほさん、
教授のたたりですかねぇ〜??教授は今頃ハードなアウトドアライフを満喫してみえる頃でしょうか??(笑) チェック入ってますねぇ〜!!これボロ靴ですよ。剥がれたソールをボンドで張り直した、大昔のナイキ・ナイロンコルテッツです。気に入っているので捨てられません。 今日は午後から暑くなったので短パンになりました。真夏のあしもとはサンダルになります。
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おじ
at 2006-06-11 02:37
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Shigeさんでもこういうことあるんですね~。へへー。
コウイカの背はよく砂浜で船にみたてて遊びました。砂の風紋が丁度波のようになって、それはそれは楽しい時間。膝を砂だらけにして飽きずにしてました。あれくらい大きいと確実に戦艦! 今でも砂浜で見つけると、たまーにちょこっと手で押して楽しんでしまう。
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beachcomberjp at 2006-06-11 08:14
おじさん、
コウイカの甲、今ならサーフボードですが、昔なら船でしょうね。たしかに30センチクラスなら戦艦大和!! そうそう、思い出したことがありました。小松では化って、浜砂利を骨材として採集していたことがあったようですね。本で見た写真では、馬が曳いていました。
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おじ
at 2006-06-11 11:09
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そうです。友達の親父がその仕事してました。そのワダチが残っている絵や馬をスケッチした絵をいまでも持っています。あと、浜砂を利用したブロック工場がありました。電話が田舎では少なく我が家にあったのですが、その工場まで電話だよと自転車で呼びに行きました。のんびりした時代でした。この工場で働いている人たちのクロッキーも残してます。
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tin_box at 2006-06-11 11:19
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beachcomberjp at 2006-06-11 13:44
おじさん、
ぜひ、そんなスケッチ見てみたいものです。今度よかったら見せてください。
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beachcomberjp at 2006-06-11 13:44
tin_boxさん、
我が家なら、捨てられたに決まっています。
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おじ
at 2006-06-12 00:13
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明日かあさってワードに貼り付けて文書添付の形でおくりま~す。
今日(12日)砂茶碗発見。嬉しくて2個お持ち帰りしちゃいました。そのままケースに入れて即陳列。綺麗に造形するもんですね。水の中でも砂が崩れない糊、あれば砂のドールハウス作りたいですね~。
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ブンブク教授
at 2006-06-14 19:49
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出張から帰ってきた教授です。
土日勤務でしたので、怨念を送っていました!! パイナップルの残骸…イルカの状態… やけに時間が経った感じですね…。 背中がぞっくぞくっとしたのも分かる。 昔、日本海で友達と写真を撮ったら赤い物が一杯写っていました… それから、日本海はなにか感じるんですよね… 寂しげなものが…。
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beachcomberjp at 2006-06-14 20:43
おじさん、
砂茶碗、見つけられましたか。本当にキレイですよね。あのフリルの部分がかわいい〜!!そしてあの滑らかな造形!!スゴイの一言です。
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beachcomberjp at 2006-06-14 20:46
教授、
おかえりなさい。ご出張は、アウトドアライフ満喫の方でしたか?それともデスクワーク?? 怨念、しっかり届いていました。パイナップルの近くにもありましたし、イルカの周囲にも・・・。 でも、お昼の「淡水」までは届かなかったようで、美味しいウナギを楽しめました。あの日、教授は何を喰われましたか??
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