若狭町にある常神半島は、付け根のあたりから先端まで、直線距離なら7キロほどの距離しかない。
ところが、岬の先にある常神まで車で行くためには、リアス式海岸に沿った道しかないために距離は倍以上に伸びる。
そして道は細く、アップダウンも険しい・・・つまりはバイク向きの道なのだ。
バイクでは楽しい峠道も、車ではただの忍耐である。
まだFR車なら運転できるが、わたしはFF車ならハンドルを握らない。
ただ、そうした悪条件によって残された
自然や景観は素晴らしい!!
わたしがあまり行かないのは、岩礁部が多く、浜がない・・・つまりビーチコーミングができないからだ。
先週の土曜日、久しぶりに行った常神は人が多かった。
秋の観光シーズンにはちょっと早く、そのほとんどは釣り人だろう。
ソテツで有名な常神港脇にあった10mほどの浜で見つけたウキがこれ。
電話番号が大書してあったので、手に取ってみた。
反対側には香港の漢字と花模様のデザインがある。
香港とあるが、これを作っているのは台湾だ。
このウキは刺し網に用いられるABS樹脂を二枚張り合わせたオレンジ浮きと言われるモノだ。
オレンジ浮きのデザインは数多く、そんな中でも香港は少なめだ。
そんなわけで、今回の常神みやげはこのウキだ。