若狭町食見海岸に漂着していた黒色の刺し網用浮きです。
この浮きは古くから使われていた木製の刺し網浮きを、プラスチック製にしたものです。
同様な形状を持ったものには、オレンジ浮きがあります。大きな違いは製造方法で、オレンジ浮きが2枚のABS樹脂を接着してあるのに対して、これは一体成形でつくられたものです。
この浮きはとても小さく、全長が6センチしかありません。
片側には順風・SHUN FENGですが、反対側は簡体字になっており、このFEPでは出てきません。
こうした小さな浮きは、もちろん浮力も小さなものです。ですから網を海面近くに浮かばせるものではなく、海底などに張った底刺し網を建てさせるものでしょうね。