福井県に暴風波浪警報の出ていた1月7日、暴風警報の解除された午後、敦賀市杉津近くの海岸に出てみた。
けれどもまだ風は強く、15m以上は吹いていた。
そんな浜一面を覆っていたのは、波の華。
波の華とは、海中のプランクトンの粘液などが、暴浪や風により泡立ち、薄汚れたクリーム状の物体になる。
これが汀線ぞいに溜まりはじめ、大きな塊になる。それがまた強い風によって吹き飛ばされ、浜を転がってゆく。
波の華は、生物系のアクでもあるので、白いシャツなどに付着すると、なかなか取れない。言葉で「波の華」は美しいイメージがあるが、みなさんご用心!