暖かい日本列島に、先週はちょっとした寒波がやってきました。名付けてプチ寒波!
ふだんなら、こんな寒波では何て事ありませんが、これまでが暖かだったので、何か起きてないものかと越前海岸に行ってきました。
2月3日、雲一つない快晴で気温も+!!風も弱く、浜歩きには最高の天気となりました。
砂丘を駆け上り、見下ろす海、そして空は真っ青!この光景を目に焼き付けただけで満足してしまいます。
喜びのあまり、砂丘から汀まで、駆け足になってしまいました。
さて、浜にはハリセンボンの大量漂着がありました。およそ3キロの汀線をチェックしたところ、350匹あまりを確認しました。
場所によっては、写真のように数匹がまとまって漂着しているところもあり、この数は死滅回遊という言葉の意味を感じさせてくれました。
漂着したハリセンボンのほとんどは、針を寝かせた状態で打ち上げられていました。ところが、中にはこの写真のように、「フグ提灯」よろしく怒ったように身体を膨らませ、全身の針を立てて打ち上げられているモノもありました。
ハリセンボンの漂着があると、日本海側にも冬がやって来たと言う気がします。
浮き玉、アオイガイ、それにハリセンボンが揃わないと、冬の漂着フルコースの気分になりません。