古い田舎の民家で育ったわたしの実家には、雨戸と障子がありました。
寒くなると雨戸を閉めていましたが、天気の良い日曜の朝などは、暖かい布団の中から覗くと、雨戸の節穴越しに入った光が障子に天地逆転した影絵を写していたこともありました。
これが針穴写真の原理、像を結ぶことは知っていましたが、これほど鮮明な画ができるとは思ってもいませんでした。
最近、この針穴写真が本や雑誌で取り上げられるようになり、その中でも
大木靖子さんの針穴写真に感銘を受け、わたしも撮り始めました。
越前海岸・三里浜砂丘 Zero-2000 Fuji RVP100 8sec
大好きだったコダクロームPKR120は、もう手に入りませんので、色々なフィルムを試した結果、一番色のこってりしたVelviaのiso100と50とに落ち着いています。
さて、こうして撮り始めた針穴写真が、針穴カメラメーカーである
Zero Image社のギャラリーに載せていただけることになりました。
詳しい入り方は、おうちブログ
No Photo No Lifeに出ております。
デジカメとはひと味違った空気感のある針穴写真、これからも時々紹介していきます。