なぜかわたしは子供のころから荒れた海が大好きでした。
知多半島・常滑市の多屋に母方の親戚がいて、夏はいつも遊びに行ったのですが、松林越しに見る土用波を見ていると、なぜかいつもワクワクしていました。
そして日本海側、越前の海と出会い、防波堤にぶつかり大きく砕かれる波を見ていると、子供のころの感覚が甦ってくるのでした。
大荒れの水晶浜には、浮きのような漁具をはじめ、さまざまなプラスチックゴミなどなどがたくさん寄っていました。
画面の中にある黒っぽい漂着物はどれも「なのりそ」と呼ばれるホンダワラ類の海藻です。
海の植物である海藻は、いつでも漂着するわけではありません。全く見られない時季もあるのですが、このように一気に押し寄せてくると、春が間近に迫ってきたなぁ~!と思います。荒れは春も運んできましたね。
さて、今朝は外に出しておいた車のフードにいっぱい埃が・・・よく見たら、黄砂でしたよ~!
海からも空からも、春が近づいていますね。